こんにちは!
春になり、新しいことに挑戦しようと「スキル習得」を考えている方も多いでしょう。
多くの人が「スキル=スクール」と考え、起業資金の大部分を費やしてしまいます。
しかし、ビジネスを始める上で、それは最もコスパの悪い手段かもしれません。
この記事では、スキルを使ってビジネスをしている私が推奨する、「お金を貰いながら、実戦でスキルを習得する」というコスパ最強の学び方と、その具体的な方法を解説します。
なぜスキル習得にお金をかけすぎると起業は失敗するのか?
その理由と、スキルを金銭に変える最後の壁を突破する方法もお伝えします。
1. スキル習得に「お金をかけ過ぎない」方が良い理由

ビジネス開始後には、売上を伸ばすために資金投入が必要になる場面が必ず来ます。
- 教科書は存在する
スキル(技術)には正しい答え(やり方)が存在します。
Web制作も料理も、才能ではなく「化学と鍛錬」であり、教科書や書籍、無料で公開された情報で習得は可能です。
- 起業資金の温存
スキル習得に多額の費用を投じると、ビジネス開始時に資金不足で初っ端から失速する恐れがあります。
- スキル習得はゴールではない
スキルはあくまで「ビジネスを始める第一歩」に過ぎません。
正確には、営業スキルや経営スキルの方が重要であり、サービス提供スキルはなくてもビジネスは可能です。
2. スキルを「お金を貰いながら」習得する具体的な方法

「お金を貰いながらスキルを習得する」とは、その業界の現場に飛び込むことを意味します。
これが最もコスパが良く、実践的で、習得が早い方法です。
現場に飛び込むことのメリット
- OJTによる確実な習得
Web制作会社に勤める、飲食店で働くなど、現場でOJT(実務訓練)を受けながら、お金とスキルを同時に入手できます。
- 業界知識の習得
スキル習得以上に、業界の現状、将来、マーケティング、組織作りなど、ビジネスに必要なことが幅広く学べます。
- 人手不足の追い風
深刻な人手不足の今、未経験でも本気で学ぶ姿勢があれば、コミュニケーション能力を重視して採用されるチャンスは十分にあります。
【重要】現場に飛び込む際の心構え
会社・店舗は学校(スクール)ではありません。本気で戦うビジネスの現場です。
- 消費者気分は厳禁
生半可な気持ちで飛び込むことは絶対にしないでください。
- 義理を果たす姿勢
スキルを習得したらすぐ辞めるのではなく、「自分の手で会社を良くしていく」という本気で貢献する心構えが必要です。
- 責任の対価
お金を貰いながら学ぶことは、「全力で責任を背負い貢献した報酬」として、お金とスキルが手に入ると考えるようにしましょう。
3. 【制作系向け】まずは「とりあえず作る」の重要性

Web制作など、技術職の現場で働く場合、未経験OKでも「スキルレベルを具体的に伝えられるもの」が求められます。
- 独学で一つのプロジェクトを完遂
スキル習得のノウハウはYouTubeなどでほぼ無料公開されています。
まずは独学で、自分の趣味のサイトなど何か一つを「とりあえず」最後まで作り切ってみましょう。
- やり切った事実の評価
技術レベルが最低限であったとしても、独学で一つのプロジェクトをやり切れた事実は、「情報収集力」「完遂力」として高く評価されます。
4. スキル習得より難しい「スキルをお金に変える」壁

最後に、多くの起業家が躓く、スキル習得の何倍も難しい「習得したスキルをお金に変える」という最後の壁を突破しましょう。
- スキルを「サービス・商品」に昇華
習得したスキルを、「自分オリジナルの形で表に出せる状態にする」ことが必要です。
WebデザインならHP、チラシ作成など、曲がりなりにも提供できる「商品」を形にすることです。
- 人間関係が近い間柄で試行錯誤
試しに、親や親友など人間関係が近い相手に、無料でも有料級のクオリティで提供してみましょう。
- 試行錯誤が唯一の答え
ここばかりは「正しい答え」は誰にも分かりません。
実際にやってみて、フィードバックを受け、試行錯誤していくしかないのです。
あなたのスキルを、コスパ良く習得し、そして確実にお金に変える挑戦を応援しています。



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