こんにちは!
今日はスキル習得をテーマに発信していきます。
初めての起業!
「何かスキルを習得してビジネスをしよう」とお考えの方は多いかと思います。
そこで、今回は、スキル選びでこれらを軸にして選ぶと良いというポイントを
3つほどお伝えできればと思います。
1・「なぜ起業するのか」を深掘りして決める
一言で「起業する」と言っても、「なぜ起業したのか」は人それぞれ違います。
・自分で全て決定できる働き方がしたい
・サラリーマン以上の収入を稼ぎたい
・仕事では好きなことだけしていたい
・自分の力を試してみたい
・「起業」というのをやってみたい
・子育てと両立させた働き方をしたい
・社会貢献をしたい
・働くのが好きすぎて、一生できる仕事をしたい
・短い労働時間で大きな収入を得たい
・会社員という働き方が自分には合わない
などなど・・・
例えば、
・仕事では好きなことだけしていたい
ということであれば、
大きな売上を上げなくてもマイペースにコツコツできるやり方が合っているので、
エステやリラクゼーションのスキルを得て、自宅サロンで開業というのが良いかもしれません。
お菓子を作ってマルシェやイベントで販売するのも良いでしょう。
(食品に関しては保健所の許可などが必要です。)
また、
・サラリーマン以上の収入を稼ぎたい
ということであれば、
B to C でも B to B でも、高単価のサービスを展開していくことになります。
一つの分野について徹底的に学んで、その分野のコンサルタントになったり、
ITスキルを身につけて、システム開発を行なったり、
webデザインのスキルを身につけて、ホームページやランディングページ制作をする、
などが考えられます。
自分が起業する理由によって選ぶスキルは変わってくるので、
まずはなぜ自分が起業するのかを深掘りした上で、何のスキルを学ぶのかを決めるようにしましょう。
2・人よりも得意で、長時間やり続けられるものを選ぶ
よく、「好きなことで起業しよう」という言葉がありますが、
私個人の考えとしては、好きなことで起業するよりも、
人よりも得意で長時間やり続けられることで起業した方がうまくいきます。
その方が、仕事としてのアドバンテージが高いからです。
好きなことでも仕事にしようとすると、ある程度のレベルのものが求められますし、
起業というのは、始めてから結果が出るまでは、どうしても長時間労働になります。
例えば、
とあるコンサルタントが月に2-3時間クライアントと面談を行い、あとはオンラインのフォローだけをして
報酬として月に数万円をもらっているとします。
そこだけ見ていると、コンサルタントは短時間で大きく稼げると思われがちですが、
このようなコンサルなどの高単価サービスは、求められるレベルも高く、
「結果を出さなければ」というプレッシャーもかなりのものです。
実際にクライアントとやり取りしている時間以外でも、
クライアントの結果に繋げるために業界研究をしたり、情報収集をしたり、
脳みそが沸騰するくらい何十冊も本を読んだりなど、そのような活動に時間と労力とお金を費やしています。
過去に「好きを仕事に」について書いた記事です。
↓↓↓↓
人よりも得意で長時間やり続けられることは、自分にとって苦ではない(嫌いではない)ということです。
また、人よりも得意なことについては、これまでの人生で人から褒められてきた経験もあることでしょう。
つまり、自然と自信が積み上がっている分野でもあります。
自信がある分野に対して、人は「さらに良くなりたい」と努力することができます。
最初に「アドバンテージが高い」と書いたのはこれらが理由です。
スキルとは、常に磨き続けなくてはいけないものです。
長時間やり続けられるものであれば、経験値を積み上げて働きながらスキルレベルを上げていくことが可能です。
このような理由で、好きなこと < 長時間やり続けられること をスキル選びの参考にすると良いのではないでしょうか。
3・現在すでに市場規模が大きいものを選ぶ
こちらは意外かもしれませんが、既に市場規模が大きい分野のものを選ぶようにしましょう。
「今更始めても、ライバルが多過ぎて手遅れだよ」という意見もありますが、
市場規模が大きいということはそれだけニーズが多くあるということです。
もちろん市場規模が大きい分野はライバルも多く、レッドオーシャンではあります。
けれども、それが嫌で「誰もやっていないこと」に飛びつくのは危険です。
なぜなら、「誰もやっていないこと」というのは「そもそもニーズがない」分野だからです。
いくら「ライバルが少ないから」と、ニーズがあまりないスキルを習得しても、集客に苦労するだけです。
競合の中から、いかに見込み客に選んでもらえるかどうか・・・という以前に、
見込み客と出会える機会が極端に少なくなるからです。
アルバイト・パートの求人サイトを見てみましょう。
パート募集をしている業界は市場規模も大きくニーズがあるということです。
飲食・web系・リラクゼーション・エステ・福祉・事務 etc…
ありとあらゆる業界が人手不足で求人を出しています。
市場規模が大きい分野は、お金をもらいながらスキル習得できるチャンスも多いので、おすすめです。
(※まずは未経験のパートで働いてスキルを習得することができます。)
「いや、私はまだ誰もやっていない真新しいもので他の人と大きな差をつけたい。」
と思うかもしれませんが、
個人や小規模レベルでそれを行うことは現実的には非常に難しいです。
よほどのビジネスセンスや資金があれば別ですが・・・。
これはキングコングの西野さんが、
「個人が、もしも画期的な企画やビジネスを思いついて実行しても、
良いものは必ず資金力がある大手に真似をされて、すぐにシェアを奪われる。」
と、話していたのをYouTubeで聞いたことがあります。
このように、これまでにない新しいものを生み出して展開するビジネスモデルは、
個人が小規模で始めるのにはあまり相性が良くありません。
まずは個人でも戦える市場規模が大きい分野で起業するのがおすすめです。
ターゲットを絞り込み、自分だけのポジションを確保した上で戦えば競合が多くても結果を出すことは可能です。
以上、スキル選び方3ポイントをお伝えしましたが、
最後にスキル選びでやってはいけないこともお伝えします。
4・スキル選びでやってはいけないこと
習得するスキルを選ぶ上でやってはいけないのは、
広告などにある「簡単に習得できて、すぐに独立開業できて稼げる」という文言だけを見て、安易に決めてしまうことです。
まず、「スキル習得=稼げる」ではないことを認識してください。
簡単に習得できるスキルは、誰でもできるから希少性は下がります。
そして簡単に誰でもできることは、責任も軽く、つまり安いということです。
一方で「稼げる=希少性が高い」ということで、スキル習得の難易度が高いものです。
もちろんできる人も限られるので、責任も重たくなり、報酬も上がるのです。
医者や弁護士は誰もができる訳ではありませんよね。だから高いんです。
どちらも人の人生を左右する重要なものです。
その職業に就くのにも相当な努力とお金と時間をかけなくてはいけません。
難易度が高く、責任も重たい・・・。そりゃあ報酬高いに決まっていますよね。
なので、この理論からすると
「簡単に習得できて、すぐに独立開業できて稼げる」というのは、矛盾していることが分かります。
けれども、「すぐに独立開業できて稼げる」を実現できるものが唯一あります。
それは何かというと・・・・
圧倒的な営業力と集客力です。
誰にもできない営業力で、どんなものでも売れる!
日本一番の集客力で、どんなサービスでも集客できる!
そんな方は、お金や時間や労力をかけてスキル習得する必要はありません。
営業代行業で起業して、一般の人が売るのが難しいとされる高額商品をたくさん売れば、収入を一気に上げることができます。
営業・販売・集客スキルはビジネスではかなり重宝されます。
けれどもこのスキルが「簡単に習得できるか」と言えば答えはNoです。
むしろ、一般的にメジャーなスキルよりもよほど難易度が高いかもしれません。
今回は以上です。
起業の目的と、自分自身に合ったスキルをぜひうまく見つけてください。
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