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【ぶっちゃけ】起業にはいくら必要?「一円起業」の真実とリアルな初期費用

起業準備

「お金がなくても起業できるって本当?」
「一円起業ってよく聞くけど、実際どうなの?」
「主婦の私でも、起業資金っていくらあればいいの?」

こんな疑問を持ったことはありませんか?

たしかに最近では、「一円起業」「お金をかけない起業」といった言葉がよく使われています。
ですが実際のところ、「1円で起業」は理論上は可能でも、現実的にはほぼ無理です。

今日は、主婦起業家として最初にかかるリアルなお金の話を本音でお伝えします。

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1・【先に結論】起業に必要な最低資金は?

最低でも50万円〜100万円は、現実的に必要です。
さらに余裕をもって進めたいなら、自己資金300万円程度あれば安心です。

これが、労働集約型(仕入れなし・スキル販売型)ビジネスであってもかかるリアルな費用感です。

2・【キーワードで解説】一円起業の正体とは?

「一円起業」とは、文字どおり資本金1円で株式会社が設立できる制度のこと。
2006年の法改正で可能になりました。

ですが、これはあくまでも「資本金が1円でも法的に設立できる」というだけの話。
起業にまったくお金がかからないという意味ではありません。

一円法人設立にかかる実際の費用例

項目費用の目安(円)
登録免許税約150,000
定款認証(公証役場)約50,000〜60,000
司法書士報酬(依頼時)約50,000〜100,000
合計約250,000〜300,000


つまり、資本金が1円でも設立コストだけで30万円前後は必要になるのです。

3・パソコン1台起業でもお金はかかる!

たとえば、在宅でできる主婦の副業・スキルビジネスを始める場合でも、初期費用はゼロではありません。

【最低限かかるもの】
• パソコン本体(10万円〜)
• ネット環境(Wi-Fi)
• サブスク型ソフト:Adobe系(月1,000〜3,000円)
• 会計ソフト(freeeやマネーフォワードなど)
• プリンター・スキャナー・事務用品
• ウイルス対策ソフト
• 名刺・印刷物・交流会参加費など


これだけでも、最小構成で揃えても20〜30万円はかかります。

4・法人化はさらにコストアップ

法人を選ぶと、個人事業よりもさらにコストと責任が増します。


• 社会保険の強制加入(役員報酬がある場合)
• 税理士報酬(年間15〜30万円程度)
• 決算・申告の外注費用
• 会計帳簿管理など手間とコストが増える


見かけの資本金が1円でも、維持・運営コストはしっかりかかるのです。

5・「お金がないけど起業したい」は可能?

結論:可能です。
ただし、相当な時間・労力・工夫が必要になります。

お金がない場合に必要なのは「資金の代わりに差し出せるもの」。
それはずばり、時間と情熱です。


• 無料ツールを駆使する
• 交流会に出ずSNSで集客
• 自分でデザインや経理もこなす
• 実績作りのために低単価で受ける

など、「お金がないなりのやり方」は存在します。
ですが、それは何倍もの時間と努力を投下する覚悟がある人だけが成功できる道でもあります。

6・実体験:主婦起業家のリアルな初期費用

実際、私が起業したときにかかった初期費用は…

• パソコン関連機器 → 約15万円
• ソフト契約&備品 → 約5万円
• 各種登録・書類など→ 約10万円以上
• 営業活動・名刺など→ 約3万円程度


トータルで約30〜50万円はあっという間にかかりました。
これでも必要最低限を自分でカバーしつつ、かなり工夫したほうです。

まとめ|起業にはお金がかかる。でも準備次第で乗り越えられる!

起業に「一円」で挑むのは幻想です。
ですが、「多額の資金がないと起業できない」わけではありません。

起業に必要な現実的コストまとめ

起業タイプ推奨自己資金の目安
スキル販売型(在宅型)50万〜100万円
小規模法人化100万〜300万円
店舗ビジネス300万〜 以上

※上記の金額は自己資金の額のため、実際は融資を受けるなどして補填する必要があります。

そして大切なのは、「お金がない=起業できない」ではなく、
「お金がないなら“何をどうやって補うか”を考える力」です。

起業において一番問われるのは、実は資金力よりも工夫と覚悟かもしれませんね。

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