起業して気づいた「チャンス」の本当の意味とは?

起業して初めて知った「チャンス」の正体(起業したいあなたへ!主婦の起業ブログ) 起業してから見えた世界

はじめまして!
私は愛知県名古屋市で一人社長としてWeb制作会社を運営しています。
会社を立ち上げてもうすぐ3期目に突入しますが、個人事業主としての時期も含めると、気づけば起業してから10年が過ぎていました。

世間では「起業が正解のライフスタイル」として推奨されることが多く、その良い面ばかりが強調される傾向がありますが、私はその見方に少し疑問を感じています。
10年間の起業生活を通じて様々な経験をしてきた結果、すべての人に対して「起業が最良の選択肢だ」と断言することはできません。
それでも、起業を目指す方々を全力で応援したいという気持ちに変わりはありません。

このブログでは、起業の魅力だけでなく、現実的な起業生活についてもお伝えしていきます。
私の経験が、フリーランスや個人事業主、一人社長として奮闘している女性起業家の皆さん、またはこれから起業を考えている方々のお役に立てば幸いです。
時には失敗談も共有しながら、皆さんに笑顔を届けられたらと思っています。
このブログが、皆さんの日常やビジネスで少しでもお役に立てれば幸いです。

今回のテーマは「チャンス」!

今回は、私が起業前と起業後で大きく認識が変わった「チャンス」についてお話ししたいと思います。
チャンスには3つの重要な側面があると考えていますので、それぞれについて詳しく解説していきます。

① チャンスそのものは中立的な存在

「チャンス」という言葉を聞くと、「何か良いことが無条件で起こる」といったイメージを抱きがちです。
私も会社員時代は、チャンスとは「ほぼ勝利が確定しているゲームに招待されるようなもの」だと思っていました。
しかし、実際のところチャンス自体は中立的な存在であり、それだけでは何も変わりません。
チャンスをものにして成功して初めて、私たちは望む結果を手にすることができるのです。

過去を振り返って「今思えば、あれはチャンスだったな」と感じることがあるかもしれませんが、それは成功した後だからこそそう思えるのです。
この「チャンス」に対する認識の違いは、リスクを引き受けるかどうかによって大きく左右されます。

会社員と起業家とでは、背負うリスクが異なります。
これは、どちらが良いか悪いかという問題ではなく、性質の違いです。
会社員の場合、失敗しても減給や降格があるわけではなく、多くの場合、リスクは軽減されています。
しかし、起業家の場合、失敗すれば財産や信用を失うなど、リスクが大きくのしかかります。
この違いが、「チャンス」に対する捉え方に大きな影響を与えているのです。

② チャンスにはリスクが付き物

チャンスの本質について異なる認識が生まれる理由は、リスクを引き受けるかどうかの違いです。
会社員と起業家とでは、リスクの性質が異なります。これも良し悪しの話ではなく、ただの違いに過ぎません。

たとえば、会社員にとってのチャンスは「新規プロジェクトのメンバーに選ばれること」であり、成功すれば昇進や昇給のチャンスが生まれますが、失敗しても現状を維持できることがほとんどです。
一方、起業家にとってのチャンスは「新規事業の立ち上げ」であり、成功すれば大きな利益を得ることができますが、失敗すれば多額の負債や会社の倒産リスクを伴います。
このように、チャンスには常にリスクが伴うのです。

会社員の場合、そのリスクの大部分は会社が背負ってくれるため、本人が負うリスクは比較的軽くなります。
そのため、会社員にとっての「チャンス」は成功すれば多くのメリットがありますが、失敗しても大きな影響を受けることは少ないのです。

一方、起業家は自分自身でリスクを負い、失敗すればその代償は非常に大きなものになります。
この違いが、起業家と会社員の間で「チャンス」に対する捉え方に違いを生む要因となっています。
会社員はリスクを気にせずに「チャンス」を楽しむことができますが、起業家はリスクを覚悟した上でチャンスに挑む必要があります。

3・チャンスは必ず負荷を伴うもの

チャンスはいつも、現在の自分の能力や経験を超える課題として訪れます。
現状の範囲内で容易にこなせることから得られるものは限られており、それを「チャンス」とは呼べません。
大きな成果を得るためには、それに見合う大きな負荷がかかるものです。

「チャンスがあればいいのに」と考えながら待っているだけでは、チャンスはやってきません。
棚ぼたを期待している人は、実際にチャンスが来ても気づかないことが多いのです。
チャンスとは、夢中で取り組んでいる時に思いがけず訪れるものであり、準備が整っていない状態で訪れることがほとんどです。それゆえ、挑戦には大きな負荷がかかります。

さらに、チャンスが訪れる時には、喜びや期待だけでなく、不安や恐怖も同時に感じるものです。
チャンスを掴むためには、これまでの自分を超える覚悟が求められます。
負荷がかかる挑戦ですが、それを乗り越えることで私たちは成長し、新たな可能性を手に入れることができます。

大切なことなので繰り返しますが、チャンスは必ず現状の自分を超える課題として現れます。
容易にできることではなく、挑戦が必要な課題がチャンスです。
大きな成果を得るためには、大きな負荷を引き受ける必要があります。
チャンスは、自分を大きく変え、これまで手に入れられなかったものを得るための機会です。

結論

チャンスとは「棚から牡丹餅」のようなものではなく、自分次第で大きな成果を得ることができる機会です。
チャンスが訪れた時には、喜びや期待だけでなく、不安や恐怖も感じるものです。
しかし、これは成長のチャンスであり、それをどう活かすかは自分の努力次第です。

普段から「チャンスに備えて自分は何ができるか」を考え、準備を怠らないことが重要です。
そうすることで、チャンスが訪れた時に素早く対応でき、最大限に活かすことができるでしょう。


チャンスが訪れた時には、ただ喜ぶのではなく、それが成長の機会であることを理解し、積極的に挑戦しましょう。
リスクを恐れずに挑むことで、チャンスを最大限に活かし、新たなステージへと進むことができます。
日常生活やビジネスの中で、チャンスに対する考え方を改め、リスクを受け入れて挑戦することが、成功への第一歩です。

最後までお読みいただきありがとうございました!
次回のブログ更新をお楽しみに!

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