「起業前にやっときゃ良かった」起業準備シリーズ・①「契約書」編

(起業したいあなたへ!主婦の起業ブログ) 起業準備

みなさん、こんにちは!
今日も好き勝手書いておりますが、起業を検討されている方には

ぜひ一度読んでいただきたい内容になりますウインク


令和時代に入り、空前の起業ブームとなりました。


YouTubeでも、ビジネス書でも、SNSでも、

「会社員はオワコン」「起業万歳」という主義主張が溢れかえっています。


個人的には起業は素晴らしいものだと思いつつも、

向き不向きがあると思っていますし、隣の芝生は青いというように、良いことばかりではありません。


会社員も長年経験しましたが、「会社員の時はあの部分・この部分が良かったな」と正直に思いますし、

そもそも会社員がオワコンとも全く思っていません。


もちろん会社員全員の見通しが明るいかと言えばそうではないと思いますが、

それは起業でも同じことが言えます。


なので、どちらの道を選んでも、自分で決断したことであれば非常に尊いことです。


けれども、もしも「起業をしたい」という人が目の前にいたら私は全力で応援します。


起業は、挑戦の要素が強いので人間的な成長もできるからです。


前置きが長くなりましたが、これから時々、「起業前にやっときゃ良かった」シリーズを発信していこうと思います。

私が実際に起業をして、「事前にやっておけば良かった」と感じたことを独断でお伝えします。


今回のテーマは「契約書」です。


「先に契約書の読み方を学んでおけば良かった!!」

そう痛感したことが何度もありました。

1・なぜ契約書の読み方を学ぶ必要があるのか


起業をするのであれば、契約書を正しく読む勉強をしておきましょう。


契約書関係の本はたくさんあります。

初心者向けので良いので、何冊か起業家向けの契約書に関する本を読んでみましょう。


取引に関するトラブルは、起業家がつまずく大きな要因として決して馬鹿にできません。


入金されない

決めた仕事をしてもらえない

最初に約束した話と違う


こんなことは日常茶飯事です。


これは相手が悪いとかではなく、ちょっとしたコミュニケーションのすれ違い

認識のズレでこのようなことが簡単に発生するのです。

(もちろん悪意がある人や、自己中心的な人もいます。)


そして、会社員時代と違い、

ビジネスのトラブルを対処してくれる会社のシステムや上司はいません。


全て自分で対処するしかありません。


どれだけ営業力があり、ヒット商品を生み出すことができても

たった一度の契約のトラブルにより事業が傾いてしまうというのことが起こり得るので

本当に注意が必要です。

2・ビジネス=お金=契約書


契約書とは、簡単に説明するとお互いの約束を書面で形にしたものです。


誰かと契約をする(厳密に言えば、日々の買い物でも契約です)場合

そこには想像以上に取り決めをしなくてはいけない事項が多くあります。


契約書も交わさずに万単位の契約をするなんてあり得ないことです。


例えば、口約束で仕事を発注して先に支払いをしたとします。
けれども、「そんな約束知らん」なんて言われたらおしまいです。


上記は極端な例ですが、(けれど実際、身近であったことです。)

よくあるのが形のないサービス(web制作やコンサルティング、指導、アドバイス系の仕事など)の場合

どこまでの範囲について責任を負うのかを明確にしておく必要があります。


客観性を持たせ、事情を知らない第三者が見ても分かるような、

明確で分かりやすい形にするのが理想です。


「普通は・・・」という自分の認識は、他者には通用しないと心得ておいた方が良いでしょう。

3・契約書を交わすのを嫌がる相手とは取引しない


基本的に契約書を交わしたがらない相手とは取引しないようにしましょう。


「契約書を結ぶ=こっちを信用していないんだな💢」と解釈するような人が時々いますが、

そういう相手と取引をした場合、後でトラブルになる危険性が高くなりますので

最初から関わらない方が良いでしょう。


また、小規模でビジネスをしている方でも

「面倒くさい」という理由で契約書を結ぶのを嫌がる人がいます。けれども、そういう事業者ほど、後になって

けれども、そういう事業者ほど、後になって

仕事の領域(責任の範囲)をなし崩し的に増やしてきたり、

約束したことに対して、逃げて曖昧にしてしまったりするケースがあります。


(本人はうまくやったつもりになっていますが、完全に信用を失っていることに気付いていません。)


契約書は「約束を相手が破る前提」で結ぶものではなく、お互いのために結ぶものです。


自分自身への戒めになりますし、何かあった時は自分を守ってくれます。


また契約書を交わしても、

お互いの認識のズレを発生させるような曖昧な内容である場合は、

トラブルになった時により拗れる危険性があります。


本を読んで自作するのも、ネットで契約書のフォーマットを利用するのも、手段としてアリですが、

内容を確認して、必ず法律家のリーガルチェックを受けるようにしましょう。


地域の商工会議所では無料弁護士相談ができます。
(地域によって違うかもしれませんので、一度ご確認ください。)
契約書について相談することもできますので、ぜひ相談してみることをお勧めします。

4・結論 起業するなら契約書について学ぶことは必須


自分でビジネスをしていると、どうしても様々なトラブルと出くわします💦


これは「起業」という道を選んだ以上は避けて通れないものです。


けれども契約書について学んでおくことで、ある程度のトラブルは回避できますし、

万一トラブルに発展したとしても、自分の痛手を最低限に抑えた形で収束させることができます。


またこの契約書を読むスキルが高まれば、ビジネスでもプライベートでも何か契約をする時に

不利な条件で契約をさせられていないかを事前に確認することができ

契約を結ぶ前に「NO!」と意思表示することもできるようになるのです。


自分のビジネス、自分自身、自分の周囲の大切な人を守るためにも、

契約書について正しく学んでおくことをお勧めします。


今は昔と違い、クラウドで契約締結ができます。


リモートでも、契約書のやり取りが簡単にできますので、クラウド契約サービスもぜひ活用してみてください。

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