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失敗したくない起業初心者へ!メンタル崩壊を防ぐ【リスク許容度】の正しい把握法

「起業前にやっときゃ良かった」起業準備シリーズ・②「リスク許容度」編(起業したいあなたへ!主婦の起業ブログ・起業したい・主婦起業) 起業準備

こんにちは!起業を決意した皆さんへ、私が「起業前に本当にやっておくべきだった」と後悔している準備、その中でも特に重要な「リスク許容度」についてお話しします。

起業は、ローリスクローリターンからハイリスクハイリターンまで、「振れ幅(リスク)」を伴う行動です。
「危険(デンジャー)」と「リスク」を混同してはいけません。

しかし、自分の「許容範囲を遥かに超えたリスク」を背負うと、事業以前にあなたのメンタルが潰れてしまいます。

この記事では、投資の世界の概念である「リスク許容度」を起業に転用し、あなたが安心して事業を継続できる、最適な事業選択の基準を解説します。

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1. なぜ「リスク許容度」の把握が起業で重要なのか?


「リスク許容度」とは、簡単に言えば、あなたがどこまでのマイナス(損失)に耐え、それを受け入れられるかを示す指標です。

リスク ≠ 危険(デンジャー)

  • 危険(デンジャー)
    最初から失敗しか見えないもの(足を踏み入れるべきでない)。

  • リスク
  • 成功するかもしれないし、失敗するかもしれない「振れ幅」。

  • リスクを取る=失敗の可能性を受け入れること
    起業で「リスクを取る」とは、失敗する可能性を受け入れ、その損失を許容することです。

この許容度を正しく理解していないと、いざ損失が発生した際に、事業の継続が不可能になるほどの精神的ダメージを受け、メンタルが崩壊してしまいます。

2. リスク許容度を知るためのセルフチェック


世の中には「借り入れで勢いをつける」ハイリスクな考え方もあれば、「自己資金を最小限に抑えたい」ローリスクな考え方もあります。どれが正解というわけではありません。

重要なのは、「自分が背負えるリスクの範囲内」で活動することです。

資金調達におけるリスク許容度の例

  • ローリスク志向: 借り入れは一切避け、自己資金も最小限にとどめたい。
  • ミドルリスク志向: 自己資金は費やせるが、借り入れは避けたい。
  • ハイリスク志向: 借り入れを積極的に行い、初期投資をしっかりして勢いをつけたい。

事業選択におけるリスク許容度の例

選ぶ事業によって、初期費用のリスクの高さは大きく変わります。

事業内容初期費用の目安リスクの高さ
店舗ビジネス内装・設備で数百万〜
(借り入れ必須)
ハイリスク
Web系(コンサル、制作)パソコン本体、ネット環境のみ
(自己資金で可能)
ローリスク

3. 「好きなこと・得意なこと」に「リスク許容度」を加えよう


起業を考えるとき、「好きなことで起業しよう」「得意なことで起業しよう」というキャッチーな言葉が先行しがちです。

しかし、この2つに加えて、私は「自分のリスク許容度に合った内容の起業をしよう」という、極めて現実的な基準を加えることを強く推奨します。

  • ノーリスクはあり得ない
    起業にはノーリスクはあり得ません。
    リスクを一切背負いたくないなら、起業しない方が賢明です。

  • 許容範囲の調整
    しかし、許容範囲を遥かに超えたリスクは、あなた自身を潰してしまいます。

まとめ:メンタルを守り、事業を継続させるために

起業や挑戦をする際には、「自分のリスク許容度をできるだけ正確に把握すること」が、成功への第一歩です。

自己資金、借入額、そして事業モデルがあなたの許容度を超えていないか。
その加減を正しく調整することが、メンタルを守り、長期的に事業を継続させるための最重要課題なのです。

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