こんにちは!
本日もご覧いただきありがとうございます。
今回は、「『助かる』のにも覚悟が必要」というお話です。
「ん?ちょっと訳が分からない。」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
これはとても重要なことなので、今回はしっかり言語化してお伝えしていこうと思います。
もしかしたら、少しキツめに感じるかもしれませんが、
「本気の人を応援したい」と思い、今回の記事を書きました。
今回の記事は主に「助けられる側」の話になりますが、
自分が「助ける側」「助けられる側」どちらの立場になっても、
今回の記事を少しでも思い出していただけたら幸いです。
1・プライドを捨てて「自分には助けが必要だ」と自覚すること
私はwebサイト制作をメイン事業としているため、
サイトについての相談を受けることが圧倒的に多いのですが、
それに負けないくらいに集客についての相談も受けることが多く、
毎日寝る前に「集客の難しさ」を噛み締めながら布団に入っています・笑
そして、そんなやりとりを続けていていつも思うのは、
せっかく誰かに相談をして助けを借りるチャンスを得たというのに、
それを自分のプライドで棒に振ってしまう人が結構多く
非常に「もったいない」ということです。
これまでの自分のやり方でうまくいかなかったから
「どうすれば良いか知りたい」と相談しているはずなのに、いざ答えが返ってくると、
・それはお金がかかるから
・それってやる意味あるの?
・そこまでは求めていないんだよね
という、いかにも真っ当そうな意見を言って、頑なに「やらない」意思表示を始めるのです。
「どうすれば良いか」と質問して答えを求めていたのにも関わらず
なぜそのようなことになるのでしょう。
恐らくは自分が求めている答えと違ったからなのでしょう。
けれども、
「これまでの自分のやり方でうまくいかなかった」から相談をしてきたのに、
期待した答えでなければ受け入れないという態度では、
「そもそも本気で何とかしたいと思っているのか」どうか、疑わしく思えてしまいます。
少し状況は違うかもしれませんが、
人気漫画「呪術廻戦」に、五条悟という最強のイケメンキャラがいるのですが、
作中の彼のセリフはかなり意味深に感じます。
「俺が救えるのは、他人に救われる準備があるやつだけみたいだね」
このセリフ自体は、今回のケースに当てはまる意味深なセリフだなと思います。
これは私の解釈ではありますが、
プライドを捨てて「自分には助けが必要だ」と自覚し、
その事実を認め受け入れなくては、
人の助けを素直に受け取ることはできないのです。
けれども現実世界では
どうしてもお金を支払って、何かの商品を購入したり、サービスを受けたりすると
「お金を払っているのはこっちだ」という意識が働いて、態度も上からになりがちです。
しかし、本来は
商品もサービスも相手の人生を何かしらの形で良くする目的で作られています。
その恩恵をしっかりと受け取らずに、
「お金を支払っている相手」にマウントを取る時点で、
「人の助け」を受け入れる準備・覚悟ができていないと言わざるを得ないのです。
2・相談した相手にマウントを取りたくなったら、まだ覚悟が決まっていない証拠
悩み相談をしてきた人の中には、
自分の弱さや不甲斐なさを知られてしまった相手に対して、別方向からマウンティングをしてくる人もいます。
「弱みを見せた=負けた」と考えてしまうタイプなのかもしれません。
しかしこれは、親身になって相談を受けてくれた相手に対して
(仮にそれが相手の商売の内容だとしても)不義理をすることなり、関係を壊す原因にもなります。
人は、本当に助けが必要で緊迫している状況であれば、
目の前のことに必死になり、他人のことは(一時的に)どうでも良くなるものです。
(良い意味で変に意識しない、比較しないということです)
「家賃を滞納していて、今日までに支払わないと強制的に追い出される。」
なんて状況だったら、死に物狂いで、稼ぐか、借りるか、奪うか(犯罪なのでダメです!)を考え、
「いかにお金を調達するか」だけに意識が集中するはずなんです。
もしも目の前の相談した相手にマウンティングしたくなった時には、
まだ自分には「人の助けを借りる覚悟が足りない」ということを自覚できるチャンスだと思ってください。
助ける側も本当に困っている人を助けたいと考えるでしょう。
だから親身になって話を聞くのです。
そんな人は本来は手放してはいけない大切な人なのですが、
本気で助けを借りる覚悟もなく、
いつまでも斜に構えた態度で、
相手の時間や労力や気持ちを受け取らずにゴミ箱に投げ捨てていては、
相手は「ここまで親身になっても、この人は一切受け取らないんだな」と結論付けて去っていくでしょう。
そして、最後には「奪うことしか考えない人間」ばかりしか周囲に残らなくなるのです。
大人は優しく・そしてドライで残酷です。
誰かの元を去る時は無言で去ります。
「あなたのここが良くないし、〇〇がダメだったので一緒にいられない」
なんて丁寧に説明してくれる人はいません。
3・どれだけ優れた力のある人でも、覚悟がない人を助けることはできない
社会的地位の高い人や優秀な人、稼いでいる人に相談をすることで、
私たちはついつい「一発で逆転できる何かがあるんじゃないか」と期待してしまいます。
けれども実際に一発で逆転できるものというのはなく、
何に関しても変化させて積み上げていくしかありません。
そして、どれだけ親身になってくれる人に相談をしたところで、
結局は自分の人生、自分の事業に対して自分以上に本気になれる人は、自分以外にいないのです。
やるのは自分なのです。
相談相手が何かしてくれるというわけではないのです。
「結果を出す為なら、何でもやる」
という言葉がありますが、これには2つの意味があると私は考えています。
・時に自分の意にそぐわないことや、嫌だなと思ったことでもやる覚悟
・ただ何も考えず闇雲にやれそうなことをやるだけ
そして結果を出すために、重要なのは前者です。
そして実際にそれをやるのは自分だという認識を持たなくてはいけません。
「悩みがある、解決したい問題がある。」と言いつつも
「『なんでもやる』という覚悟がない人」を他者がどうこうすることはできないのです。
結論:覚悟を決めて「人の助けを受け取る」と人生は好転する
今の自分の人生を良くしたい、
ビジネスに行き詰まって突破口を見出したいと思うのであれば、
自分1人で解決しようとせずに誰かの力を借りることはとても重要です。
もしも「今の自分には誰かの助けが必要だ」と少しでも感じるのであれば、まずは覚悟を決めましょう。
覚悟がない人は、残念ながら本人も自覚せずテイカーになっています。
常に「あわよくば」
・ウマイ話はないか
・一発逆転できる良い情報はないか
・自分の代わりにやってくれる人はいないか
と考えているので結果的に周囲から奪うことになります。
「あなたから奪うことしか考えない人間ばかりしか周囲に残らなくなる」と前述しましたが、
もしも自分の周囲に良い人がいないのであれば、
自分自身が知らないうちにテイカーになってしまっているかもしれません。
これはその人自身のパーソナリティの問題ではなく、誰もが持っている一面です。
覚悟を決めれなければ誰もが同じ状況に陥ってしまいます。
けれども、これを読んでもしも、自分にそんな一面があると思われた方は、
一度素直に人の助けを受け入れるということをしてみてください。
そこに支払いが発生したとしても、決して「サービスを利用してあげてる」と考えず、
「これで状況を好転させる」と覚悟を決めて、思い切って踏み出してみてはいかがでしょうか。
受け取り始めると、多くの人たちからの協力を得られるようになります。
人は1人では生きていけません。
助け合いの輪の中に清々しく入って行くことで、人生は好転していきます。
今回は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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